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【Googleマップの最新機能を調査】『おすすめ』タブで表示される飲食店のマイビジネスとは?

2018年08月31日

カテゴリー: ローカルSEO対策・MEO

以前の記事で紹介したGoogleマップの『おすすめ』タブですが、現在のところ飲食店に特化したタイムラインのようです。

 

このタイムラインに表示されるフィード、情報についてまとめてみました。

 

タイムラインの内容は全部で5種類

 

『おすすめ』タブでは、『設定』でフォローした地域の店舗のビジネスリスティングが、Facebookのフィードのように時系列順で表示されています。一見同じタイプの情報が続いているように見えますが、見ていくといくつかのタイプに分かれていることが分かります。一つずつ見ていきましょう。

 

①『グルメに人気です』

グルメに人気です

フォローするエリアを『新宿』に設定し、同地域における7/10~8/17の1ヵ月余りのフィードを調べてみました。

 

この間11の『グルメに人気』投稿があり、分析すると各店舗のレビュー平均点は最高で4.6点、最低3.8点、全体の平均は4.6点で、3点代は最低点だった3.8点の投稿のみという結果に。またレビュー数に関しては、最多が942、最低が58とかなり幅が出ました。平均投稿数は204です。

 

レビューが表示の基準になっていると仮定すると、『グルメに人気です』で表示されるには4.0近い平均評価を出す必要があるということでしょうか?それも10や20でのレビューでは取り上げてもらえないということですね。もっともこれは屈指のサービス密集地新宿エリアの数値ですから、より競合の少ない地域ならレビュー数も平均点数も低く済むかも知れません。

 

②『人気のトピックです』

人気のトピックです

『グルメに人気です』以上に難しいのがこのタイプでした。表示されている情報は①と同じですが、加えて『webメディアの記事』が2つ(全ての投稿が2記事でした)必要です。一方マイビジネスのレビュー数や平均点はバラバラ、中にはレビューが1桁の店舗や平均点が2点代というものもあり、マイビジネスでのレビューは考慮されていない模様(それでも多い&高いに越したことはありませんが)。

 

Webメディアといっても様々で、全国紙の電子版から『みんなの経済新聞』のように有志で配信している比較的小規模な媒体まで色々です。ただ、最低2つ以上のメディアに取り上げてもらわないとここには表示されません(なおプレスリリースでも良いようです)。

 

③『最近オープンしました』

最近オープンしました。

表記通り、最近オープンした店舗のビジネスを表示しています。仕組みは②と同じで、2つ以上のWebメディアに記事を書いてもらう必要ある様子。『最近』の定義ですが、だいたい1ヵ月前前後に開店していることが前提のようです。なおリスティングの情報量は①や②以上にバラつきがあり、中には写真もレビューも投稿も無い、マイビジネスのオーナー確認すらされていないリスティングでも表示されていました(“最近”オープンした店舗なので当然ですが)。完全にサードパーティーでの紹介が基準です。

 

④『今週のトレンド』

今週のトレンド

毎週水曜日(水曜日のフィードが無い場合は木曜日。木曜日も無い場合、表示はされません)に通常のフィードに加えて表示されます。写真の『すべて見る』をタップすると、

 

今週のトレンド・Googleマップ

このようにカルーセル形式でマップと照らしながら10店舗まで見ることが出来ます。

 

 

肝心の表示基準ですが、確認した限りでは把握できませんでした。『今週』とあるので直近でレビューが集中しているのかと思いきやそうでもない様子で、ひょっとしたらリスティングの表示回数(インプレッション)やクリック等のアクション数がアルゴリズムとして組み込まれているのかも知れません。

 

⑤『今週の注目スポット』

今週の注目スポット

こちらは毎週日曜日に表示されるフィード。9~10店舗分のリスティングが紹介記事と共にカルーセル形式で表示されています。カルーセル内の順序については未確認ですが、その前週(つまり当フィードが表示された日付以前の7日間)に何らかのメディアで取り上げられた店舗が選出されていました。②や③よりも明確ですね。なお、居酒屋やカフェなど業種はごちゃまぜのランキングになっています。

 

飲食店のローカルSEO対策は急務か

 

従来おすすめの飲食店や評判の良いレストランを探す時は、所謂グルメサイトを利用することが主流でした。その傾向が突然終わることは無いと思いますが(Googleマイビジネスでも『食べログ』などサードパーティーサイトの評価点を引用することがあります)、ここまでGoogleマップやマイビジネスの情報が充実しパーソナライゼーションしてくると、徐々にユーザーが流れていくことも考えられます。

 

ひとまず店舗を経営している方は、ご自身のエリアだけでも見てみると色々と気づくことが多いかもしれません。どんな店舗や業種が多く表示されているのか、そのHPやマイビジネスはどのようなコンテンツになっているのか見てみましょう。

 

こうしたローカル検索における大幅なアップデートにより、SEOでは太刀打ち出来なかった飲食店でもローカルSEO対策次第で集客する事が更に現実的になってきました。今後もアルゴリズムや機能の改善により更なるユーザーの利用が見込まれますが、残念ながらそれとは裏腹にローカルSEOやMEO施策が未だ浸透していないように見受けられます。

 

通常のSEO同様、ローカル検索も予算や“量”で攻めれば短期的に向上出来るという訳では決してありません。正しい方法で地道に改善し、常に最新のアップデートや変更をキャッチすることを忘れずに。